バドミントンで勝つためのヘアピンショットとは?打ち方を徹底解説
公開日:2019/12/07|更新日:2020/05/03
バトミントンで勝つために意外と重要になるのが「ヘアピン」
ヘアピンとは、相手とネットを挟み打ち合うことです。
私もこのヘアピンが使えるようになってから、勝率が上がりました。
バトミントンが上手い、あるいはバトミントンでいつも勝利を収めている
という人は、この「ヘアピン」を得意としていることが多いのです。
というのも、ネットを制する者はバトミントンを制するともいわれており、
逆を言えば、「ヘアピン」を上達させることができなければ、
バトミントンで勝つことが難しくなってしまう場合もあるのです。
そこで、この記事では、勝つためのヘアピンショットの
打ち方や注意点について、詳しく解説していきます。
桃田賢斗選手が得意とするヘアピンとは?
バトミントンで有名な桃田賢斗選手をご存じでしょうか?
実は、この桃田選手も、「ヘアピン」が上手いことで有名です。
特にスピンヘアピンを得意としていて、その技術は、世界でも
トップクラスに入るのではないかと言われている程です。
そんな桃田選手は、シャトルの先端部分をネットに触れさせることなく、
羽の部分だけをネットに充てて、ギリギリのラインで
相手のコートに落とすことができます。
![](https://badminton-win.net/wp-content/uploads/2019/12/heapin.jpg)
このようなヘアピンを打たれたら、
いくらプロと言えど、打ち返すのはかなり難しいです。
つまり、桃田賢斗選手のようなヘアピン技術を身に着ければ、
勝率をグンっと上げることができるということなのです。
まずは、ヘアピンの良い例・悪い例を動画で確認してみましょう!
ヘアピンを打つ時のグリップの持ち方
ヘアピンの精度を上げるためには、正しくグリップを握る必要があります。
その際に一番大事になることは、力の入れ具合です。
ダメな例としては、力いっぱい握ってしまうことです。
バドミントンでのグリップの握り方!勝つための基本動作を徹底解説
このような持ち方をしてしまうと、シャトルに勢いがついてしまい、
スマッシュを打たれてしまう場合があります。
逆にグリップを弱く握ることで、ネットギリギリで
相手のコートに落とすヘアピンが打ちやすくなるのです。
勝つための浮かないヘアピンショットの打ち方
ヘアピンというのは、相手の隙をつき、
勝利の決定打になることもあるテクニックです。
しかし、浮いてしまったり、甘く入ってしまったりすると、
鋭いスマッシュを打たれてしまう可能性もあるのです。
そのため、ヘアピンを打つ場合には、「浮かせない」
ということを意識する必要があります。
ヘアピンが浮かないようにするためには、
シャトルにスピンをかけることが大事です。
そうすることで、シャトルの勢いをうまく分散させることができ、
結果としてネットギリギリのヘアピンを打つことができるのです。
ヘアピンにスピンをかける方法としては、
コルクの落下地点にガットを当てるように意識します。
そして、コルクがガットに当たった瞬間に、
シャトルを擦るようにると、スピンがかかります。
![](https://badminton-win.net/wp-content/uploads/2019/12/こする.jpg)
ただ、これは感覚やコツを掴み、体で覚える必要があるテクニックでも
あるため、日ごろの練習で意識してみることをおすすめします。
ヘアピンで重要になるフットワークとは
ヘアピンは、先ほども説明したように、
グリップの握り方や力加減がとても重要になります。
しかし、それ以外にもフットワークや重心なども大事になってくるのです。
練習の場合であれば、自分の打ちやすい体制で、
意識をしながらヘアピンを打つことができます。
しかし、試合となるとそうもいきません。
フェイントをされたり、体勢が崩れた状態で
ヘアピンを打たなければいけなかったりする場合もあります。
そのため、ヘアピンを打つ場合には、
できるだけ重心を低く落とすことが大事です。
というのも、重心が高い場合や、定まらない場合は、ヘアピンが浮いて
しまったり、沈んでしまい、ネットを越えなかったりすることがあるのです。
重心低く落とし、できるだけシャトルの落下点に素早く入ると
いうことを意識しながら練習をしてみることをおすすめします。
ヘアピンを打つ際の注意点!
ヘアピンを打つ際に、最も注意しなければならないのが、
シャトルを下からすくいあげてしまうことです。
![](https://badminton-win.net/wp-content/uploads/2019/12/te.jpg)
記事冒頭での動画(ヘアピンの良い例・悪い例)を見ていただけると、
わかりますが、すくいあげてしまうと、シャトルが宙に浮いている時間、
つまり滞空時間を増やしてしまうことに繋がります。
そうすると、相手がシャトルに容易に追いついてしまい、
スマッシュなどで打ち返されてしまう原因となってしまうのです。
つまり、相手を惑わせ、勝利の一打ともなり得るヘアピンも、
救い上げてしまうことによって、ピンチを招いてしまう
場合もあるということです。
まとめ
このように、バドミントンではヘアピンの精度で
勝敗が決まることが多々あります。
また、ヘアピンというのは、相手を惑わせることができる
テクニックでもあり、バトミントンの魅力の1つとも言うことができます。
ただ、ヘアピンを打つ場合には、重心や力加減、
感覚が非常に重要になってきますので、日ごろからしっかりと
意識をして練習することが大事です。
これらをしっかりと意識していないと、いざという場面で、
ヘアピンが浮いてしまったり、ネットを越さなかったりする場合もあり、
逆にピンチを作ってしまうことにもなりかねないのです。
是非ヘアピンをマスターして、相手を翻弄させながら、
気持ちよい勝利をつかみ取れるようにしましょう。
![](https://badminton-win.net/wp-content/uploads/2019/05/bado2.png)
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